余白日和 - YOHAKUBIYORI -
― やさしく生きる人たち
誰かにかけてもらった、ある静かなひと言を思い出すことがある。
褒められたわけでもないのに、なぜかその言葉だけが、長く心に残っていた。
昔は、「ちゃんとやること」が大切だと思っていた。頼られたい。認められたい。どんな場面でもベストを尽くして、“できる人”でありたいと、がむしゃらだった。
でも、そうやって肩に力を入れて頑張る自分が、いつの間にか、誰かの声をすっと受けとめる余白を なくしていたような気がする。
It wasn’t the words.It was the way they landed.Soft.Certain.Like rain that doesn’t ask permission.
I used to tryto be the one who could—who fixed,who carried,who never slipped.
But all that effortleft me hollow,tight at the edges,too full to let anyone else in.
あるとき、静かに隣にいてくれた人のことを思い出した。多くを語らないけれど、ことばのひとつひとつが、あたたかかった。
そばにいると、「わたしはわたしでいいんだ」と思えた。
誰かのために何かをすることよりも、ただ静かに、そばにいるということ。そのあり方が、いちばん人の心を支えてくれるのかもしれない。
これからは、できる人でなくてもいい。静かに寄り添える人でありたい。目立たなくても、うまく言えなくても、まわりを照らす、あたたかなひとすじの光でいたい。
Then came someonewho simply stayed.Not to say the right thing—just to stay.
And in that stillness,something inside me unclenched.
I didn’t have to prove.Or perform.Or even speak.
They were there.And that was enough.
Now, I want to be like that.
Quiet.Warm.Unseen, maybe.But steady.A light left onfor someonetrying to find their way home.
coming soon…..
…
coming soon…